
旅する日常
アピオ株式会社
〒252-1124 神奈川県綾瀬市吉岡651番地
TEL:0467-78-1182 FAX:0467-76-3266
アピオ株式会社 代表取締役社長 河野 仁さん
人生とは旅である
世界に誇る日本の名車、スズキジムニーの専門パーツメーカーアピオは、仕事も遊びも夢中になれるあなたの人生に色どりを添えます。
オリジナルパーツを装着したコンプリートカーはジムニー専門プロショップアピオで試乗可能です。
アピオジムニーのこだわり詰まった鞄やミニスケッチブックなど、カーパーツ以外のグッズも要チェック。
そんなジムニーで有名なお店が2024年7月からAPIO TIMESを創刊し、定期的に発行しています。
車屋さんがなぜ新聞を?ということで、河野社長にAPIO TIMES創刊について聞いてみました。
日常を旅する毎日に
日常という旅路を味わう。新聞紙と共に。
基本、紙が好きなんです。そんな中、東京のしかも港区に輪転機があるという話を聞き、そのギャップに惹かれてまず見学に行ったことから始まります。
今はSNS、web、動画にしても画面を通してなので、バーチャル感が否めません。
新聞、紙のカタログや本が好きなのは立体的で2次元であること。印刷物は何ミリ、何ミクロンの厚さの紙に印刷され、人間が本能的に感じる存在感もあり、人類の英知の歴史でもあります。
インターネットの普及はまだ50年も経っていませんが、新聞は日本だけではなく、世界中でも古くからの歴史があり、情報を伝える媒体として最終的に残っています。
新聞のインキの匂い、紙が独特の世界を広げてくれていると思います。

文房具好きでも知られている河野社長。ミニスケッチブック50mm×38mm、ミニ色鉛筆12色セット、マスキングテープ、旅する鉛筆 檜、ストレージボックス、そして、横濱帆布鞄さんとのコラボレーションバッグの販売も行っています。
自身の一面記事は自分で創る
印刷物(冊子等)は大量に刷ることが可能ですが、時間とお金がかかります。しかし、新聞はというと、翌日には全てが届くし、10,000部の値段を見てとにかく驚きましたね。1部当たりの単価が安いです。
そして、新聞というのは求めている人、求めていない人にもちょうどいい大きさだし、新聞には食器をくるんだり、緩衝材にしたり、スプレーで物を塗る時に下に敷いたりと、新聞としての第2の人生としての利用方が世間でも周知されています。
雑誌や他の紙媒体はゴミに出しますが、新聞のような第2の人生って他にあまりないと思います。
APIO TIMESの刷り上がり後、弊社に届いた新聞を手に取った社員が『新聞ですよ、匂いが新聞です!』と懐かしさを感じ、若い社員には新聞というものに新鮮さがあったようです。
風景写真に小さく映るジムニーを見開き(右上写真)で掲載したんですが、この場所にいるかのような錯覚に感情移入できます。
なんだか紙が好きすぎて熱く語りましたが、APIO TAIMES創刊の話ですよね(笑)。
このような思いで新聞発行になりました。
情報発信のツールでもいいですが、スマホにはできないような、一緒に持ち歩いて、書き込んで何かを完成させるか、もしくは書き込んだことによってひとつの資料となったりしたら保存版として残しておけると思います。
新聞印刷というと値段が高くて、敷居も高い、少部数では印刷してくれない、と思われている方は多いと思います。
私自身もそう思っていましたが、そんなことなく、少部数でも印刷してくれるし、とにかく安いのが一番。新聞独特な紙の風合い、色、質感がとてもいい。コート紙では表現できない印刷物が出来上がると思います。

手帳の1日のマスにその日の絵日記を書いている河野社長。ちなみに、この絵日記満載の包装紙も販売中です。