出版社が選んだ“新聞販促”の力
株式会社ニコリ
〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町3-36-5 日本橋浜町ビル3F
03-3527-2512
代表取締役社長 安福良直
「読まれる広告」を目指して
パズル専門会社として知られる株式会社ニコリ。あの「数独(SUDOKU)」を命名した企業としても有名だ。同社では販促物を“新聞のような雰囲気”で制作しようと、自社内でレイアウトを試みたものの、どうも“新聞らしさ”が出ないと感じていたという。そんな折、展示会「page」で偶然目にしたのが、弊社が出展していた号外のレイアウト。その完成度に「これだ」と即決し、新聞レイアウトの制作を依頼することになった。今回は、なぜ弊社に依頼したのか、そして実際に“新聞”にしてみて良かったことを、株式会社ニコリ(以下ニコリ)の荒井取締役に伺った。
出版物の世界に身を置く者にとって、「レイアウト」や「組版」は日常の作業だ。しかし、新聞づくりとなると話は違う。
「普通の出版物は問題なく作れますが、新聞のような紙面はまるで別世界でした」と語るのは、クロスワードや数独の出版を手がけるニコリの担当者だ。
同社は長年、書籍や雑誌を中心に編集からデザインまで自社内で完結してきた。だが、社内で試行錯誤して制作した“新聞風の販促物”には限界があったという。
「いかにも“それっぽい”感じにはなるんですけど、どこか違う。文字の詰まり具合や見出しのバランス、紙面の呼吸感というんでしょうか。どうしても“新聞らしさ”が出せなかったんです。しかも手間も時間もかかってしまって、結局、年1回出すのも難しかったんです」
展示会での出会いが転機に
転機は展示会で訪れた。
「たまたま御社のブースを見て、“原稿と写真を渡すだけで新聞が作れる”というのを聞いたんです。これはまさに探していたサービスだと思いました」
実際に依頼し、初稿が上がったときの印象をこう語る。
「もう、まさに“新聞”。紙面を見た瞬間、プロの手が入っているとわかりました。フォントの選び方や行間、タイトルのあしらい方など、どれを取っても本物の新聞そのもの。自分たちで苦労していた部分を、すべて自然に仕上げていただけたのがうれしかったです」
展示会・書店での反響「思わず手に取ってもらえる」
完成した新聞は、展示会やイベント会場での配布物として活用された。
「チラシやパンフレットよりも、圧倒的に手に取ってもらえるんです。置いてあるだけで“これ、もらっていいんですか?”と聞かれるほどで、配布効果が全然違います」
さらに、書店でも設置したところ大きな反響があった。
「“ご自由にお取りください”と書いて本の横に置いておくと、あっという間になくなります。書店さんの方から“また50部ください”と追加の連絡が来るんですよ。こうした反応は、冊子やパンフレットではなかなか得られません」
コスト面でも大きなメリットがあった。
「冊子だと1部あたりの単価が高くなりますが、新聞は驚くほど安く作れる。なのに見栄えがよく、印刷もきれいで、“販促物として完成度が高い”と社内でも評判です」
「新聞は特別な存在」―心理的効果にも注目
担当者は、“新聞そのものが持つ心理的な価値”にも注目している。
「新聞って、普通はお金を払って読むものですよね。だから“号外”のように無料で配られると、それだけで特別な感じがするんです。受け取った人も“価値のあるものをもらった”という印象を持ってくれるんだと思います」
特に同社が扱うクロスワードや数独などのパズルとは相性が良い。
「ツルツルした高級紙だと、皆さん“もったいない”と言って書き込まないんです。でも新聞紙なら、遠慮なく解いて楽しんで、そのあと気軽に処分できる。その“気軽さ”がいいんです。イベント会場では、配るとまるでプレゼントみたいに喜ばれますよ」
短納期で柔軟対応編集者目線でも高評価
また、制作工程の効率化も大きな決め手だったという。
「原稿を送って、初稿を見て、修正をお願いして…という流れがとてもスムーズ。こちらのちょっとした要望にもすぐ対応してもらえるので、安心感があります。
今では“新聞づくり=お願いする”というのが社内の定番になっています」
短納期対応も高く評価している。
「普通、印刷物って“納期を短くすると倍の値段”みたいな感覚がありますよね。でも新聞だと、今日入稿して明日届く。それでいて価格も変わらない。ほんとに助かっています」
企業イメージを広げる“読まれる広告”
同社では今後も、イベントやキャンペーン、新刊案内などに合わせて新聞形式の販促物を発行していく予定だ。
「新聞って、情報を“読むもの”なんですよね。だから、広告というより“記事として読まれる”感覚がある。押しつけがましくなく、自然に内容が伝わる。これが何より大きい魅力です」
「これからも、“読む広告”“残る販促物”として活用していきたいですね」と担当者は笑顔で語った。
