白損・黒損ってご存知ですか?

読者の手元に届かない、印刷途中の所謂ヤレ紙。
印刷されているものを黒損、されていないものを白損と呼びますが、基本的には廃棄される哀しい運命…。なんですが!

世界に誇る日本の新聞紙、その凄さをご存じでしょうか?

  • 運搬を考え極限まで薄く軽い
  • 時速50km以上で引っ張られても破れない
  • 表面をコートされていないため吸水性がとても高い
白損

さらにその吸水性の高さから、水分の吸い取り紙として押し葉標本に最適なんだそうです。また、ゲリラ豪雨の中を懸命に営業活動されている方々に朗報。濡れたクツの中に丸めて入れるだけ。それだけで乾きが早くなるという昔からの知恵があるんです。
今はオシャレな包装紙が沢山ありますが、まだまだ青果や生花の包装紙として重宝します。
御存じ石焼き芋の包み紙の定番です。他にも有用な方法があるかもしれませんので、是非探してみてくださいね。

そして、それらに使用する紙はインクの汚れを気にしなくて済む、印刷されていない白損を用いるといいと思います。ご家庭での白損の作り方ですが、一般的な輪転機に、印刷には使えない巻き取り用紙の残りを取り付け、インクを綺麗に掃除して回すだけ。もちろん、折り目を揃えたり、汚れの確認、出てきた紙を綺麗に揃えなければならないなど一手間かかりますので、無理をなさらずその手間は弊社にお任せ下さい。

この機会に是非お試し下さい!

子供の頃、丸めた新聞でチャンバラごっこして、弟と本気のケンカになった事を思い出しました(閑話休題)