ぴろしです。

後半48分。

本田選手の左足から放たれたボールをクルトワ選手がキャッチしてから約10秒間。

何が起こったのか理解できませんでした。

後半49分。

長いホイッスルが聞こえた瞬間、青いユニフォームを着た選手達が一斉に倒れました。

あまりに混乱しすぎて、何をすれば良いのかわからなくなってしまった私は、

テレビを消して、ベランダに出ました。

室外機の上に置いてある灰皿の中から、

一番長い吸殻を選んで火を点け、

煙を肺に大きく吸い込み、吐き出しました。

煙は朝焼けの空に向かってゆらゆらとのぼり消えていきました。

タールの臭いがきつかったせいか、

目からあふれ出てくる涙が止まりませんでした。

正直な話、かつてこれほどまでに日本代表に熱を入れることはありませんでした。

今回の代表チームは事前のドタバタ感がひどすぎて、

それなのに日を追うごとにチームとしてまとまっていって、

最終的には史上最高の日本代表チームができあがり、

大事な初戦のコロンビアに勝ち、

念願の決勝トーナメント進出を果たし、

赤い悪魔を最後まで追い詰め、

ベスト8はおろかベスト4、

さらにはその先まで行ってしまうのではないかという夢と希望を

彼らは私たちに与えてくれました。

結果的にはベスト16でしたが、

私の中では優勝に値するベスト16です。

気がつくと私は今回の日本代表チームが大好きになっていました。

残念ながらキャプテン長谷部選手は代表引退を表明し、

本田選手や酒井豪徳選手も代表チームから退くことを示唆していますが、

私はこれからもずっとサッカー日本代表チームを応援していきます。

日本代表のみなさま、本当におつかれさまでした。

そして感動をありがとう。

とりあえず、

次は南葛SCを応援します。

いくよ、翼君!
オーケー、岬君!せーの!!
手が変!?

★Dr.ピロシが教える今週の印刷用語★

今週の印刷用語は・・・『校正』じゃ。

校正とは印刷物の字句や内容や体裁、色彩の誤りを、印刷をする前に修正することじゃ。正確な紙面を印刷するためには、しっかりと、じっくりと校正を行うことが重要じゃ。ちなみに初校は1回目の校正のことで、再校とは初校に次ぐ2回目のゲラを、初校で修正を行ったゲラと突き合わせ、その修正に間違えがないかをチェックすることじゃ。二校ともいうの。その後は三校、四校と校正を進めて完璧な紙面に仕上げていくんじゃ。