ぴろしです。

熱かったW杯もひと段落。

日曜日は新橋・虎ノ門エリアをぶらぶらしてまいりました。

とりあえず虎ノ門の駅に着いたときには体中がベトベトでした。

まずは虎ノ門ヒルズにて、涼みがてらドラえもんにタッチ。

ですが「ここはお前のいていい所ではない」的空気を感じ取ってしまい、

虎ノ門ヒルズを逃げるように出て、

桜田通りを新橋方面に向かって歩きました。

少し歩くと愛宕神社に。

そこで『出世の石段』なるものを見つけました。

時は江戸時代。三代将軍家光ご一行が芝の増上寺に行った帰りに、愛宕神社の下を通りました。
家光が上を見上げるとなんと梅が満開。
家光は家来たちに「よーしお前ら、今から誰か馬に乗ってこの階段のぼって上の梅を取ってこいよ。あくまでも馬でだからな。歩いてのぼるの禁止な」と命令。
しかし愛宕山の石段はとにかく急で、歩いてのぼるのも大変なのに、馬でのぼることなんて絶対にできそうにありません。
家来達は家光の無茶な要求にどう対応したら良いか困り、みな下を向いてしまいました。
「はっ?もしかして、だれもできないの?っていうかむしろお前ら、将軍の言うことが聞けないわけ?」
家光は明らかに機嫌が悪くなり舌打ちし始めました。
家来たちは(ふざけんなよ、できるわけねーだろ、だったらお前がやってみろよ、3代目のくせに調子こくな、このDQNが…)などと、
家光に聞こえないくらいの小さな声で文句をたれ、
やはりどうすることもできずにたじろいでいると、
家光の怒りはついに頂点に…とその時、
「えっ、うそでしょ?あいつ…のぼってる!?」
誰かが馬にまたがって石段をのぼり始め、山の上に消えたかと思ったら、あっという間に降りてきました。
「つーか、まじでやばくね?おい、誰よ、あいつ?」
家光は家臣に尋ねましたが、だれも知りませんでした。
みながあっけにとられているなか、
「恐れながら、家光様に梅を持ってきました!」
「あん?お前、誰?」
「私は丸亀藩の曲垣平九郎と申します!」
「やるじゃん、お前。変な名前だけど」
「ありがとうございます!!」
「じゃあ今からお前のあだ名、“名人”な」
「は?」
こうして平九郎は家光に名人(馬術の)として認められ、それが日本全国に伝わり、愛宕神社の石段は『出世の石段』と呼ばれるようになったとされております(たぶん・・・)。

「ってことは、これをのぼれば俺、野村超え・・・」

大変魅力的ではありましたが、暑かったので今回はスルー。

それにしても肌を貫くような日差しとアスファルトからの照り返しで、

体中の水分があふれ出てしまい、

シャツの下に着ていたTシャツは濡れた雑巾状態に。

そしてついに新橋に到着。

「暑いけど腹減ったな。」

「何食べようかな。」

「とりあえず暑いから泳ぎたいな。」

「およぎたい。」

「およげたい。」

「およげたいやき。」

「およげたいやきくん。」

今思うと、暑すぎて脳みそがとろける一歩手前でした。

ということで、新橋の神田達磨にてクリームと餡子の2匹を購入。

羽根つきでおいしかったです。

ちなみにこちらのたい焼きは“養殖”でした。

はい、みなさん注目。これから私が缶コーヒーの“おもしろい飲み方”をやりますよ
それ、ピロピロ
ピロピロピロ
ピロピロピロピロ
ピロ・・・ぴ・・・む

★Dr.ピロシが教える今週の印刷用語★

今週の印刷用語は・・・『孔版印刷』じゃ。

孔版(版材そのものに細かいあなのあいている印刷版)を用いた印刷法のことじゃ。謄写(とうしゃ)版印刷(ガリ版ともいうの)、スクリーン印刷とよばれるものがそうじゃの。版の非画線部を樹脂などで覆い、画線部がメッシュまたは100%開口となっており、インクを擦りつけて転写するんじゃ。ガラスやプラスチック、金属、布など紙以外のものに印刷をする必要がある場合によく利用されておるのじゃ。年賀状印刷などでみなさまが昔よく使っておった『プリントゴッコ』も孔版印刷の一種じゃな。