ぴろしです。
そういえば最近スマホを買い換えました。
新しいスマホは、以前のものよりかなり進化しているみたいで、最近はそのNEWスマホのカメラで、写真をとりあえず手当たり次第パシャパシャと撮りまくっております。
さて、先週末は3連休だったので、どこかに行って写真を撮りたかったのですが、会社に新しい機械の搬入やらなにやらかにやら色々あって、ほぼ出勤しており、どこにも行けませんでした。ですので今回は、いきなりなのですが、
『去年の社員旅行の思い出』
をみなさまにお伝えしたいと思います。
弊社はおかげさまで昨年もなんとか無事に社員旅行をすることができまして、今年と同じく9月の第2土曜日と日曜日に、山口県は萩へ行ってまいりました。
山口へは羽田から10:20発の飛行機で行くことになっていて、9:45に空港に集合とのことでした。
私と印刷部のE君は社員旅行の前日まで夜勤で、旅行当日の朝もそのまま日刊紙を印刷してから直で羽田に向かう予定となっておりました。
羽田には会社から40分くらいで行けるので、夜勤が明けて、朝の印刷に向けて少し仮眠を取り、6:30に起きて、7:30から印刷して、8:30には刷り終え、9:00までに会社を出れば集合時間に間に合う算段でした。
夜勤が無事に終わり、仮眠して、朝も予定通りに起き、いつも通りの方法でパソコンからデータを取り出そうと思い、パソコンを起動させたのですが、すぐにある異変に気がつきました。
パスワードがどこにも入力できません。何故か、いつもの画面ではなかったのです。
パソコンがそれほど得意とはいえない私。E君に頼ろうかとも思いましたが、E君は私よりももっとパソコンができないことを思い出しました。
どうしよう・・・
私はパソコンの前で、かなりの時間フリーズしておりました。
しばらく凍っていると、E君がやってきて声をかけられ、私はやっと我に返り、深呼吸をして少し冷静になってみることにしました。
それから、マウスでいろいろなところをクリックしてみたりキーボードの変なボタンを押してみたりを試みたのですが、難しそうな画面になったり変な音がしたりするだけで、パスワードの画面が表示されることは一切ありませんでした。
時間はすでに8:00を回っておりました。
飛行機に間に合わないかもしれない・・・
そう思ったら、毛穴中から汗が噴出し、喉がカラカラになりました。呼吸が乱れ、無意識にスー、スー、スー、スー言い出してしまいました。
本当にどうしようもなくなり、汗を垂らしながら、ずっと息をスースーしながら呆然とパソコンの前に立っていたら、急にスマホが鳴りました。
なんと、営業のT君から電話が掛かってきたのです。T君は私達が心配で電話してきてくれたみたいでした。
私はT君に状況を説明しました。
T君は私の惨状にかなり驚いていましたが、すぐにパスワードの画面の出し方を教えてくれました。
やり方は結構簡単でした。
急いでパスワードを入力し、データを取り出し、刷版を出して、印刷に取り掛かりました。
自称日本一の印刷工としての卓越したセンスと研ぎ澄まされた集中力で、印刷をマッハで終わらせ、後は軽く片付けて、着替えるだけです。
そしておもむろに時計を見ました。
10:00。
私がミハエル・シューマッハで、赤い車がフェラーリだったとしても、もう全然間に合いません。
その時点で私の2016年の社員旅行が終わりました。
悔しくて悲しくて、私は泣きそうでした。半ベソをかきながら野村部長に電話して、無事印刷が終えられたことと、フライト時刻に完全に間に合わないことを伝えたら、
野村部長から優しい声で、
「大丈夫ですよ、飛行機はキャンセルできたので、Eさんと一緒に電車で山口まで来てください」
と言われました。
わかりましたと言って電話を切った瞬間、ありがたくてうれしくて、私は泣きました。
まあ、そんなこんなで色々とありましたが、ぴろしの社員旅行シリーズ2016山口編が、
ついにスタートです。
続きはまた後日。