ぴろしです。

週末は友人がベースをやっているバンドのライブに行ってまいりました。場所は江戸川区瑞江にある東部フレンドホールです。

会場は座席が300席くらいのスペースで、

各バンドの演奏がスタートするたびに爆音で身体が痺れました。

私の友人のバンドは3組目の『SATISFAKE』。

2組目の演奏が終わり、

ついに彼らの演奏が始まりました。

まずボーカルの女性の声量がものすごく、

私は圧倒されました。

友人のベーステクニックも最高で、

終始テンション上がりっぱなし。

とにかく生バンドは久しぶりで、

“音”の迫力に本当に感動しました。

「かっこいい。やっぱバンドっていいな。」

そしてふと、昔の記憶がよみがえりました。

初めてバンドというものを意識したのは

私がまだ小学生の時でした。

当時私はおもちゃのギターが大好きで、

学校から帰るとよくギターの弾きマネを母親と妹に披露しておりました。

いつかギタリストとしてバンドに参加したい。

本気でそう思いました。

誕生日がやってきて母親が本物の白いフォークギターを買ってきてくれました。

私はうれしすぎて毎日毎日ギターの特訓に励みました。

ですが何度やってもFコードがうまく弾けませんでした。

今思えば指が短かったからかもしれません。

とにかくそこで躓いてしまいギターが嫌いになりました。

そして私はギタリストになる夢をあきらめました。

それから数年後。

高校生になった私はマイアミという喫茶店でアルバイトをしていました。

そこで働いていた先輩がバンドでドラムをやっていて、

私も小学生の頃ギターをやって挫折をした話をしたら、

「じゃあお前、今度はドラムやってみれば?俺が教えてやるからとりあえず俺んち来いよ!」

「いいんですか?!」

という具合で、それから週末になると先輩の家に行き、練習用のドラムを借りて

練習に明け暮れました。

ドラムは日々練習をするたびに上達している感じがして

とても楽しかったです。

いつかドラマーとしてバンドに参加したい。

本気でそう思いました。

先輩と、そしてドラムと出会ってから1ヶ月くらいたったある日のこと、

またドラムの練習をさせてもらおうと思い、

いつもの様に先輩の家に電話をすると、

「あっ中島ごめん、俺ちょっと彼女できちゃってさ。今日は来ないでくれる。本当ごめんな。」

「えっ?」

電話はそこで切れました。

以来先輩がバイトに来ることはありませんでした。

そして私はドラマーになる夢をあきらめました。

あちゃ~

でもその頃から聞き出した『キャロル』というバンドは、

今でもずっと好きです。

そして私の今の夢は、

「いつか矢沢の様にビッグになりたい」

です。

そこんとこよろしく!

もう53歳ですが、

一生懸命頑張ります。

最初さんざんな目にあう
二度目、おとしまえをつける
三度目、余裕
こういうふうにビッグになっていくしかない

★Dr.ピロシが教える今週の印刷用語★

今週の印刷用語は・・・『更紙』じゃ。

更紙は新聞に最も使われている非塗工印刷用紙であり、安価で下級印刷用紙とも呼ばれておるが、印刷紙としては十分な性能を備えてるんじゃよ。新聞の他、漫画雑誌にもよく利用されておるの。