ぴろしです。
週末はまた墨田の街を散策しました。
今回は浅草をぶらぶらしてきました。
最寄り駅から浅草までは東武スカイツリーラインという電車で向かいました。
東武スカイツリーラインは、2012年のスカイツリーができあがるちょっと前に誕生した電車で、
もともとは東武伊勢崎線です。
浅草駅に着いたら、まずは雷門へ。
それにしても日曜日の浅草は外国人観光客で大変にぎわっておりました。
雷門の前までくると観光客の数はピークに達し、あらためて、浅草が観光地であることを実感しました。
なんとか観光客とタクシーと人力車の間を潜り抜け、仲見世通りに入ったはいいのですが、
混み過ぎて、とてものんびりと歩ける状況ではなかったため、すぐにわき道へと逃げ込みました。
わき道を歩いていると、『たぬき通り』という道に出ました。
そしてこのたぬき通りには、なんともかわいらしい“たぬきの銅像”があるではないですか。
これらの銅像は『願掛けたぬき』だそうで、
なでれば招福・夫婦円満・家内安全・縁結び・子宝・金運等のご利益があるとのこと。
そして、浅草になぜ『たぬき』なのか、気になったのでインターネットで調べてみたら、
なんと昔は浅草周辺にも狸がいっぱいいたみたいなんです。
むか~しむか~し、あるところに、戊辰戦争の戦乱を逃れて、上野の山から浅草にやってきた、たぬき達がおったそうな。
ところが、もともと浅草にいた地たぬき達は縄張りを荒らされた感がして、おもしろくなかったそうな。
そしていつ、たぬき同士が、血で血を洗う争いになってもおかしくないところまで、関係が悪化してしまったそうな。
そんなこんなで浅草の地では、たぬき達の小競り合いや、いざこざが、あちらこちらで繰り広げられておったそうな。
しかし、そうした状況を重く見ていた浅草たぬきの長老が、
荒れくさったたぬき達の心を沈めるために、頑張って平和の大切さをみなに諭し、
ついには、たぬき達の心に、やさしいおもいやりの気持ちを芽生えさせ、更正させることができたそうな。
そして、その中のたぬき達のうちの12匹が、今度は世のため人のためになれるようにと、
仙人修行に励み、その後、『願掛けたぬき』となって人々からも慕われ、お参りされるようになったそうな。
ちなみに、浅草のたぬき通りには、たぬきの像が12体あるらしいので、
みなさまも浅草に行かれた際は、そんなたぬき達を、
ちょこっとなでてみてはいかがでしょう。
★Dr.ピロシが教える今週の印刷用語★
今週の印刷用語は・・・『RGB』じゃ。
RGBとは色じゃ。光の三原色のことじゃな。Rは赤 (Red)、Gは緑 (Green)、Bは青 (Blue)じゃ。主にディスプレイなどでの画像再現にもちいられておる。RGBは加法混合・加法混色と呼ばれ、混ぜ合わせれば混ぜ合わせるほど明るい色へと変化していくのじゃ。今度説明するCMYKとごっちゃにならないように注意が必要じゃ。ちなみに印刷の画像再現にはCMYKをもちいておるの。