ぴろしです。
GWがあっという間に終わってしまいましたね。
大型連休といっても、特に誰かとどこかに行く予定もなかったので、
連休全部を費やして、工場の床を塗装しちゃいました。
連休中も毎日朝9時には会社にいました。
GW前半で油と泥の汚れを削っていたので、後半はまず下塗りという作業からです。
油性のシーラーで下塗りを施します。
シーラーとは、塗装面に一番最初に塗るもののことで、シーラーを塗ることにより上塗りと塗装面の密着性を高めることができます。
シーラーが乾いたら、ローラーでペンキを塗っていきます。
まずは油性のペンキを塗り、それが乾いたら水性のペンキを塗りました。
ムラが出ないようにするためには軽くボカシながら塗っていくことが重要です。
半面終わらせるのに2日掛かりました。
一人でさびしかったせいなのか、それとも塗料に含まれているシンナーの影響なのか、
時おり集中力が切れたり、眠くなったり、お腹が空いたりして、何度もあきらめてしまいそうになりましたが、
その都度「印刷の立会いに来てくださるお客様のためにも、絶対にやりきるんだ!」という気持ちに切り替え、
連休が終わるまでになんとか床全体を塗りきることができました。
そして仕上がった床がこちらです。
ところどころ凸凹しちゃっていますが、
自分なりには満足しています。
なにより、工場全体が明るくなりました。
4日間本当に疲れましたが、頑張った甲斐があった気がします。
今後はこの状態を常に維持できるように、
頻繁に床掃除をしていきたいです。
★Dr.ピロシが教える今週の印刷用語★
今週の印刷用語は・・・『カラー印刷』じゃ。
カラー印刷は「C」シアン(青)、「M」マゼンダ(赤)、「Y」イエロー(黄色)、「K」ブラック(黒⇒厳密に言えばkey plate)を加えた4色のインクを用いて表現する印刷のことじゃ。オフセットでのカラー印刷の場合は4色分の版を用いることになり、4枚の版が必要になるということじゃな。版の画線部は網点状になっており、網点の説明時にもチラッとお知らせしたのじゃが、網点の大きさを変化させることで濃淡を表現し、各色の網点を重ねる(掛け合わせる)ことで色彩を表現しているんじゃよ。