ぴろしです。
先週の月曜日、待ちに待った給料日がやってまいりました。
私がここ最近ひもじかったのには理由がありまして、
あるものを購入するために貯金をしていたんです。
それが何かと申しますと、
こちらのデジタルカメラを買っちゃいました。
月の写真がどうしても撮りたくて。
というのも小さい頃から私は月が大好きでした。
先日とても有名なファッションECモールの社長様が、
世界初の月旅行に挑戦するというニュースが世間を賑わせました。
私はとてもうらやましく思ったと同時に、
お金をたくさん払えば誰でも簡単に月に行けてしまう時代がついにやってきてしまった感じがして、
本当に心の底から月へ行きたいと思っていた人達の中で燃えていた情熱の火が、一気に消えてしまったような気がして、
少し残念な気持ちになりました。
ええ、貧乏人の単なるひがみです。
インターネットに数多あるECサイトとの競合において、今まで世界中で誰も経験したことのない月旅行をするという事実は、自社の宣伝と商品の販売促進に大きな影響をもたらす素晴らしい経営戦略なのかもしれませんね。
これはむかしの話ですが、私がまだ小さかった頃、
大そうないたずらをした私は、こっぴどく親に怒られ家から追い出されてしまいました。
あれはとても寒い夜でした。
途方に暮れた私はとりあえず公園に向かいました。
夜の公園はものすごく真っ暗で静かでした。
しばらくはボーッとベンチに座っていたのですが、
寒くて怖くて悲しくて、
もう限界でした。
私は泣き出しました。
ですが泣いても泣いても公園には誰もやって来ず、
疲れ果ててしまった私はとりあえず泣くことをやめました。
まぶたも段々重たくなってきて、今夜はもうここで寝てしまおうと、
凍っているかのごとく冷たくて固いベンチに仰向けになって寝転びました。
すると夜空にまん丸なお月様があるではないですか。
そしてよく目を凝らして辺りを見わたすと、
真っ暗闇だと思っていた公園は実はそんなに暗くはなく、
自分がいつも遊んでいるいつもの楽しい公園であるということを改めて思い出しました。
安心した私はそれからすぐに寝てしまい、
気がついた時には自分の部屋の布団の中でした。
心配した親が公園から寝ている私を連れ戻したことは言うまでもありません。
でもとにかく、あの時あの公園で見たお月様のおかげで、
小さな私は暗闇という大きな恐怖に打ち勝つことができたのです。
それ以来私は暗闇を恐れなくなり、
お月様が大好きになりました。
ただ眺めるだけも良いのですが、
月の写真がカメラで撮れたらちょっと素敵だなと思いまして。
ちなみにスマホで挑戦してみましたがダメでした。
ということで超望遠ズーム機能搭載のデジタルカメラを買っちゃいました。
とりあえずこれからバシバシ月の写真を撮りまくって、
近いうちにぴろし日記でみなさまに私の作品をお見せできたらと思っています。
楽しみにお待ちください。
注意:撮影日にぴろしがNEWカメラをうっかり忘れてしまったため、今回ぴろしが持っているカメラは新しいカメラではございません。
★Dr.ピロシが教える今週の印刷用語★
今週の印刷用語は・・・『新聞』じゃ。
新聞とは、ニュース(事故、政治、経済、国際情勢、スポーツ、芸能など)や意見や特集などの情報を日刊あるいは週刊などで報じるためのメディアであり、表紙は存在せず(表紙があるものが雑誌じゃ)、題字や記事、写真、図面などが紙に印刷されている印刷物のことじゃ。そして日本新聞印刷がもっとも得意とする印刷物でもあるぞい。